(留学の)日記 (in 北極)

スバールバル諸島での留学日記でした🐻‍❄️がこれからは普通の日記になります。

世界最北の大学フィールドワーク、ニーオルスンという町 part.1

こんにちは、Takeruです。

私は世界最北の大学、スバールバル大学へ留学(2022年8月〜2023年6月)しています。

今回はコースに組み込まれているフィールドワークについて書こうと思います。

 

2022年8月〜12月は北極地理物理学部のコースを取っています。簡単にいうと、オーロラの勉強をしています。

 

ライフルなどを扱うセーフティコースが終了し、大学では講義、セミナーが進んでいきます。

この大学の大きな特徴はフィールドワークがたくさんあることです。

半日くらいで終わるものもあれば、4,5日かけて行うフィールドワークもあります。

 

オーロラのコースでは、1日で終わるフィールドワークは何回もありましたが、目玉のフィールドワークとして4日間の旅、ニーオルスン(Ny-Ålesund)という町に行きました。

 

町について

ニーオルスン(Ny-Ålesund)という名前を聞いたことはありますか?

留学中のロングイヤービーン(Longyearbyen)を世界最北の街と紹介しましたが、本当の世界最北の町は、このニーオルスンという町なのです。

このニーオルスン(Ny-Ålesund)は、キングスベイというノルウェーの会社が運営しており、世界各地の研究所が置かれている研究のための町です。また、この会社が飛行機などを出しているため、「まち」の定義としては、どちらのまちも世界最北といえます。

 

研究のための町ですが、観光客が来ることもできます。飛行機、泊まるところを会社に直接予約できます。夏場は週2回飛行機が飛んでいます。

一度行くと3泊以上しないと帰って来られません。

 

簡単にニーオルスンの歴史を話すと、かつて炭鉱のために作られたまちでしたが、大きな事故により閉鎖されてしまいました。その後、キングスベイ(Kings Bay)によって運営されています。

 

ロングイヤービーン(Longyearbyen)の飛行場から、下の飛行機に乗ってニーオルスン(Ny-Ålesund)に向かいます。20人乗りです。小さい!

ニーオルスン行きの飛行機

飛行機からの景色はこんな感じでした。

飛行機からの景色

氷河や山などに見惚れながら、30分くらいすると到着です。

ニーオルスン(Ny-Ålesund)

到着した日は町の中をガイドしてもらいました。

石炭などを運ぶ列車

かつて郵便局として使われていた建物

博物館①

博物館②

博物館内の展示物

 

夜ご飯は17時からで、この町に住んでいる研究者や技術者、キングスベイの社員、観光に来ている人全員で一つの場所に集まり、ご飯を食べます。青年の家みたいな感じです。

船が食材を定期的に運んできてくれるのですが、天候次第ではご飯がとても質素になることもあるそうです。

夜ご飯

 

この町にはお土産屋さんもあります。しかし、開いている時間はなんと、月曜日と木曜日のみそして17〜18時の1時間のみです。中ではおそらくここでしか買えないニーオルスングッズやお菓子を買うことができます。

お土産屋さんとその中

 

 

ニーオルスンの町の中から

長くなりそうなので、今回はここまでにします。part.2へ

最後までお読みいただきありがとうございます。

Takeru