世界最北の大学フィールドワーク、ニーオルスンという町 part.2
こんにちは、Takeruです。
私は世界最北の大学、スバールバル大学へ留学(2022年8月〜2023年6月)しています。
今回はコースに組み込まれているフィールドワーク(2022年10月3日〜6日)について書こうと思います。part.2です。
ニーオルスンに来て2日目です。
1日目はお土産を買ったり、町の中を見て回りました。フィールドワークみたいなことはあまりしていません。
ニーオルスンは世界最北に位置する研究所なので、さまざまな国の研究施設、観測所があります。
2日目、3日目は、これらの研究所で、実際にどんな観測をしているのか、お話を聞いたり、実際に観測のお手伝いをしました。
具体的には、大気中の温度や気圧、オゾンの量などの観測、レーダーによって太陽から来るプラズマの動きの調査などです。
オーロラは極地でしかみられない現象ですが、その原因は太陽の活動と密接に関連しています。太陽の活動は、オーロラのような綺麗な現象を見せてくれますが、同時に人工衛星などへの悪い影響もあります。
ニーオルスンでは、そのデータを定期的に観測するために研究の関係者が滞在しています。
上の画像は実際に大気中の温度などを調べるバルーンを飛ばした時のものです。
ニーオルスンには日本の観測所もあり、実際にここに滞在していた日本の方とお話することができました。
3日目の夜には、近くの山(Zeppelin)にある観測所へハイキングをしました。
可愛らしい色のゴンドラがありました。今でも使われているそうです。
中を見学し、外に出るとオーロラが出ていました!!
フィールドワーク中に見られると思っていなかったので、とても嬉しかったです。初めてのオーロラでした。
山を降りると、町はすっかり暗くなり、そこでもまたオーロラを見ることができました。
22時くらいから出始めて、気づくと0時になっていました。
4日目は帰る日です。フライトは16時
朝ご飯前、ここに滞在する日本の方に、アザラシがいるかもしれないところへ連れて行ってもらいました。
石の上で寝てました。
午前中は町の近くをクラスの人たちと散歩しました。
シロクマの足跡や素敵な景色を見て、フィールドワークは終わりです。
この海でクラスの友達は泳いでいました。
名残惜しいですが、ロングイヤービーンに帰らなければなりません。
ニーオルスンにはぜひまた行きたいです。
さようなら、ニーオルスン!
次回は「ロングイヤービーンからのオーロラ」です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
Takeru