北極留学🧊 船でのフィールドワークpart.2
こんにちは、Takeruです。
私は世界最北の大学、スバールバル大学へ留学(2022年8月〜2023年6月)しています。
前回の続き、
現在、船でフィールドワークに来ています。
Longyearbyenから船で4時間ほどのところに船を停め、海に張ってある氷の上で作業をします。
朝焼けが綺麗でした。
船での過ごし方は、日中に氷の上で、氷の採取、実験。船の上でも実験。が主になります。
海の氷に力を加えた時、どのくらいの力まで耐えられるかを実験しました。
見てわかるように、海の氷は、細長い氷が集まってできています。
氷を採取している様子です。
ドリルやノコギリで氷を取り出します。
ご飯を食べ作業の繰り返しですが、天気もよく変わり、ご飯もよく変わるので、あっという間に時間が過ぎていきます。
船の上では、実験以外にもシロクマが来ないかを見張る仕事もあります。
実際に船の上に立ち、望遠鏡を使い、シロクマが来たら連絡を入れます。
(実際には来ませんでした)
この日は他の船も停まっていました。
話が逸れてしまいますが、
この3月は、スバールバル諸島にトムクルーズが来ると話題になっていました。
ミッションインポッシブルの撮影で来ていました。この船が彼のものかもという話もありました。街の中で一緒に写真を撮ってもらった人もたくさんいました。羨ましいですね。
ちなみに、トムクルーズはヘリコプターを40機飛ばしたいと政府に要請していたみたいですが、政府には断られてしまったそうです。
この街にはPolarXという撮影会社があり、さまざまな映画シーン撮影の舞台になっています。
真っ白の山景色が出てくる映画はもしかしたらここで撮影されたものかもしれません。
さて、4日間のフィールドワークも終わりに近づき、帰らなければなりません。船でいただけるご飯がとても美味しいので帰りたくありませんが、帰らなくてはなりません。
この景色ともお別れです。
街に帰ってからは、今回採取した氷の実験データを整理したり、新しく実験を行ったり、データを解析します!
帰ってきてから、次の日くらいに私が所有しているスノーモービルが
ぶつけられて、壊れるという事故が発生しました。
この街は人の出入りが多いので、スノーモービルなどを買って、離れる際に他の人に売るのがよくあります。
私も、たまたま安く手にいれることができたので、これからいろんなところに行こうとしていましたが、見事に壊れてしまいました。
このスノーモービルの件が本当に面倒くさく、保険会社とのやりとりなど、、次回以降のブログで書きたいと思います😅
引き続き、スバールバル諸島の暮らしや大学生活について更新していきたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございます。
Takeru