(留学の)日記 (in 北極)

スバールバル諸島での留学日記でした🐻‍❄️がこれからは普通の日記になります。

北極留学 スノーモービルでのフィールドワーク

こんにちは、Takeruです。

私は世界最北の大学、スバールバル大学へ留学(2022年8月〜2023年6月)しています。

 

2023年の4月に行ったフィールドワークについて書こうと思います!

 

この大学ではフィールドワークがたくさんあります。

そしてこの学期に私がとっている講義は氷についての物理学、工学です。

今回のフィールドワークの目的は、海氷の上に行き、そこでの氷の採取、波の測定などです。

目的地はEast Coastと呼ばれる東側にある海岸へ行きます。

スクリーンショットで見えづらいですが、画面中央あたりにある茶色の丸Longyearbyenが普段みんなが住んでいる街で、今回は青丸のあたりの東の海岸へ向かいました。直線距離で片道85kmあります。

 

準備をして、出発前の写真です。

基本的に一人一台スクーターを運転します。人によっては測定機器などの荷物を運びます。

 

休憩中

予定では片道3時間ほどかかります。

9時半に大学を出発し、12時半にEast Coastの氷の上につきました。

この写真はすでに海にできた氷の上なので、厚みは50cmはありますが、ところどころ割れていたり、アザラシが休憩するため氷の上に出るための穴があったりします。

ちなみに1月のセーフティーコースでは、「スクーターで海氷を走っていた時に落ちた場合、氷の上へ戻る訓練」も行います。氷に穴をあけ実際に飛び込み、周りの氷に戻るという訓練でしたが、死ぬほど寒かったです。

その時の写真です。

 

幸い今回のフィールドワークでは誰も海に落ちませんでした。

このような感じで海の氷に穴を開けて、測定器を設置したり、氷の情報を測定します。

ここでできない実験は実際に氷を持って帰ります。

 

 

天気が良くて、とても綺麗でしたが、風がとても強かったです。

 

帰る時、クラスメイトのモービルが横転したのでみんなで救出しました。一見普通に通れそうですが、斜めっていて、2台横転しました。

 

帰りも3時間くらいかかります。

 

往復スノーモービルで6時間のフィールドワークです。

設置した機械をまた回収しなければならないので、4日後にもう一度行きます。

 

私はEast Coast に行くツアーにフィールドワークの前に参加していたので、1週間で計三回East Coast へ行きました。

 

天気が良いととても良い景色を見ることができます。

3月4月はスノーモービルのツアーもたくさん開催されています。

ツアー中の死亡事故が全くないわけではありませんが、ツアー自体はものすごい楽しいと思います。

ぜひ参加してみてください!

 

 

引き続き、スバールバル諸島の暮らしや大学生活について更新していきたいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございます。

Takeru