(留学の)日記 (in 北極)

スバールバル諸島での留学日記でした🐻‍❄️がこれからは普通の日記になります。

「スバールバル諸島へ、そして最初の講義”Safety Course” -ライフルの使い方-」

こんにちは、Takeruです。

私は世界最北の大学、スバールバル大学へ留学しています。

 

スバールバル大学の秋学期は8月中旬から始まります。

2022年8月頭に日本を出発し、約4日間かけてスバールバル諸島へ。

無事つきました。

日本 → タイ → ドイツ → ノルウェー → スバールバル

 

まず初めに向かうのは大学の寮です。

バスで行き先を伝え、空港から2kmほど離れた世界最北の街Longyerbyen(ロングイヤービーン)に到着です。

バスで行き先を伝え間違い、学生寮ではなく大学で降りましたが、そんなに離れているわけではありません。

無事学生寮に到着し、スーパーやお土産屋さんを見て回ります。

人口は2000人ほどで、街も大きくありません。端から端まで歩いて20〜30分あれば回ることができます。

街内の情報については後のブログで記述しようと思います。

学生寮 -スバールバル大学

Longyearbyen -ロングイヤービーン

 

大学の受付で学生証と大学についての紙をもらい、私のスバールバルでの学生生活が始まります…!

ですが、いきなり専門の講義をするわけではありません。まず初めに学生全員”Safety Course”を取らなければならないのです。

Safety Courseとは、その名の通り安全のためのコースです。

前のブログにも書きましたが、スバールバル大学はフィールドワークを盛んに行います。そのためフィールドに出る際、気をつけることを最初に学びます。

 

具体的なコース内容

・怪我や事故の対応、応急処置

・フィールドに出るときの計画、機器の扱い方

・遭難した時の対処

・海での救助

・シロクマについて

・ライフルの扱い方

 

前半はよく耳にすることだと思います。しかしながら、シロクマ?ライフル?と普段聞き慣れない項目にお気づきでしょうか。

 

ここスバールバル諸島は北極圏に位置します。そのため街の外にはシロクマが生息しています。(稀に街の中にシロクマがくることもあります。)ちなみにですが、万が一シロクマが街の中に現れた際、すぐ避難できるように家の玄関は鍵をかけない家が多いです。

また、万が一フィールドで出会ってしまい、何も持っていない状況だと食べられてしまいます。

スバールバル諸島では、街(ロングイヤービーン)の外に出る際にライフルの所持が義務付けられているため、セーフティーコースではライフルの扱い方を学び、実践射撃まで行います。

 

そして、セーフティーコースの週が始まりました。3日間かけて、講義や機器の扱い方の模擬練習、たくさんの服を着た状態で海に飛び込み、泳ぐ練習もしました。(8月といえど、スバールバルの平均気温は約4℃です。とても冷たかったです。)

 

4日目は射撃訓練場へ行き、使い方を教わります。

私自身銃火器の取り扱いは全くの初心者ですが、ここでは生徒全員が扱うことになります。使うライフルはボルトアクション式のライフルで、ずっしりと重たいです。💥

実際に撃ってみた感想ですが、肩にパンチをされているような感覚でした。この実射では4発の弾を一定の範囲内に4発とも当てれば合格し、コースの修了証がもらえます。3回くらいチャンスがあります。

 

射撃訓練場の様子

 

無事コースが終わり、セーフティーコースの証明書をもらうことができました。

 

ライフルは大学から無料で借りたり、街のスポーツショップで300nok(4000円くらい)/1日で借りることができます。

しかし借りるには、セーフティーコースの証明書では足りず、母国の犯罪経歴証明(英文)が必要です。(2022年8月現在)

そして、この二つの証明書をスバールバル政府に提出し、ライフル借用の許可書をもらうことで、ようやく借りることができます。(許可申請にだいたい250nok(3000円)くらい払います。)

 

私も8月末に許可申請をしましたが、許可書をもらったのは9月末なので、少し時間がかかります。

しかし、これで街の外へ自由に出ることができるようになります!

ハイキングなどの様子はまた別のブログでお話ししたいと思います。⛰

 

次回「北極地理物理学 どんなことをするのか」

最後までお読みいただきありがとうございました。

Takeru